国内旅行実務の運賃・料金は、まず「運賃」と「料金」を切り分けるところから始まります。この2つの役割の違いを最初に固めましょう。
先生!
切符を買うと「運賃」と「特急料金」って別々に書いてあるよね。
あれって何が違うの?
いいところに気づいたわね。運賃は、A駅からB駅まで移動すること自体の対価。
乗車券の値段のことよ。
一方の料金は、速く着く・良い設備を使うといった付加価値への対価。
特急券やグリーン券がこれね。
補足すると、移動距離に対して払うのが運賃、速達性や設備に対して払うのが料金、と役割で分けると整理しやすいです。
料金にはどんな種類があるんですかぁ?
主なものは特急料金・急行料金・指定席料金・グリーン料金・寝台料金よ。
設備や速さごとに用意されているの。
じゃあ新幹線でグリーン車に乗ったら、運賃と特急料金とグリーン料金を全部足すってこと?
そのとおり。
3つを合算するのよ。
例で内訳を出すと、運賃6,600円+指定席特急料金5,700円+グリーン料金5,000円=17,300円ね。
検算すると、6,600+5,700+5,000=17,300円で一致します。
運賃と料金を分けて積み上げるのが基本の考え方ですね。
しかも割引は、運賃と料金のどちらに効くのかが大事。
たとえば学生割引は運賃だけに効いて、特急料金は割り引かれないの。
だから最初の切り分けが効いてくるのよ。
なるほどね!
まず運賃か料金かを見分ければいいんだ。
確認クイズ
運賃と料金の関係について正しいものはどれか。
- 運賃は特急などの速達性への対価で、料金は移動区間への対価である
- 運賃は移動区間への対価、料金は速達性・設備への対価である
- グリーン車利用時は運賃だけを払えばよい
- 学生割引は特急料金に対して適用される
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正解: 2. 運賃は移動区間への対価、料金は速達性・設備への対価である
運賃=移動区間、料金=速達性・設備への対価。正解は選択肢2。選択肢1は運賃と料金の説明が逆。選択肢3は運賃・特急料金・グリーン料金の合算が必要。選択肢4の学生割引は運賃に対する割引です。