運賃を計算する前に、「キロ程」の種類を整理します。営業キロ・運賃計算キロ・擬制キロ(換算キロ)の使い分けが土台になります。
運賃を出すのに使う「キロ」って、1種類じゃないんですかぁ?
そこがポイントよ。
基本になるのは営業キロ。
駅と駅の間の距離で、これを運賃表にあてはめるのが原則ね。
補足すると、路線は幹線と地方交通線に分かれます。
幹線は営業キロをそのまま使って運賃を計算します。
地方交通線は違うの?
地方交通線は利用が少なく運賃が割高なの。
だから営業キロを少し割り増した擬制キロ(換算キロ)を使うのよ。
割り増しって、どのくらいなんですかぁ?
線区ごとに換算キロが定められていて、目安は営業キロのおよそ1割増し。
例えば営業40kmの地方交通線区間なら換算44kmといった具合ね。
幹線と地方交通線をまたぐときは、幹線の営業キロと地方交通線の換算キロを合計した運賃計算キロを求め、幹線の賃率で計算します。
例で出すと、幹線180km+地方交通線(営業40km→換算44km)なら、運賃計算キロは180+44=224km。
この224kmで運賃表を引くのよ。
検算すると、換算44kmは営業40km×1.1で44km、合計180+44=224kmで一致します。
段階を分ければ迷いません。
幹線はそのまま、地方交通線は水増し、混ざったら足す。
覚えやすいね!
確認クイズ
幹線と地方交通線をまたぐ場合の運賃計算に用いるキロ程として正しいものはどれか。
- 全区間の営業キロを単純に合計する
- 幹線の営業キロ+地方交通線の換算キロ(運賃計算キロ)を用いる
- 全区間を換算キロに直して合計する
- 地方交通線の営業キロだけで計算する
こたえを見る
正解: 2. 幹線の営業キロ+地方交通線の換算キロ(運賃計算キロ)を用いる
運賃計算キロ=幹線の営業キロ+地方交通線の換算キロで求めます。正解は選択肢2。地方交通線は割高なため換算キロを使い、幹線はそのまま営業キロを用いる点が要点です。