外務員の証明書と権限

営業所外で取引を行う外務員の外務員証の提示義務と、善意の相手方を守るみなし権限のしくみを整理します。

営業所の外で契約をとる従業者を外務員といいます。外務員証の提示義務と、みなし権限による旅行者保護のしくみを理解しましょう。

藤咲 まりあ(びっくり) 藤咲 まりあ

営業所の外で契約をとる人もいるんですかぁ?

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

いるわ。
営業所以外の場所で取引を行う従業者を外務員というの。
訪問営業などをする人ね。

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

補足すると、外務員は外務員証を携帯し、取引の相手方から請求があれば提示しなければなりません。
身分を明らかにするためです。

砂原 ニコ(びっくり) 砂原 ニコ

外で契約されると、その約束って本物なの?
後で会社が知らないって言わない?

緒方 ナオミ 先生(普段) 緒方 ナオミ 先生

いい心配ね。
だから法律は外務員にみなし権限を与えているの。
旅行者が安心して取引できるようにね。

藤咲 まりあ(びっくり) 藤咲 まりあ

じゃあ相手が悪いことを知っていても守られるんですかぁ?

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

いいえ、相手方が悪意の場合は別です。
みなし権限は善意の相手方を保護する制度ですから。
一方、外務員証の提示義務は請求があったときに生じます。

砂原 ニコ(笑い) 砂原 ニコ

なるほどね!
外の営業マンでも会社の代理として通用するけど、証明書は見せる義務があるんだ。

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

そう。
試験では「外務員証はいつ提示するか」が定番。
答えは相手方の請求があったとき、ね。

確認クイズ

外務員に関する説明として正しいものはどれか。

  1. 外務員証は常に自分から提示しなければならない
  2. 外務員のした取引は会社に一切効力が及ばない
  3. 相手方の請求があれば外務員証を提示しなければならない
  4. 外務員は営業所内でのみ取引できる
こたえを見る

正解: 3. 相手方の請求があれば外務員証を提示しなければならない

外務員証は相手方の請求があれば提示します。外務員は裁判外の行為につき会社を代理するとみなされ、営業所外で取引を行う者です。正解は選択肢3。

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