会社の慰安旅行や部活の合宿など、大人数で申し込むのが団体・グループ契約です。全員が個別に手続きするのは大変なので、代表者が窓口になる仕組みが用意されています。
先生、部活のみんなでツアーに申し込むときも、一人ずつ手続きするんですかぁ?
いいえ、団体・グループ契約では契約責任者を一人立てるの。
その人がみんなを代表して旅行業者とやり取りするのよ。
補足すると、契約責任者は旅行者名簿を旅行業者に提出します。
参加者を確定させ、手配を進めるために必要な書類ですね。
その代表者って、みんなの分を勝手に決めちゃっていいの?
契約責任者は、団体・グループを構成する旅行者の契約締結に関する一切を代理する権限を持つとみなされるの。
だから代表者を通じて契約が成立するのよ。
じゃあ、代表者は申込金も払うんですかぁ?
ええ。
旅行業者は、契約責任者から申込金の支払を受けて契約を結ぶわ。
個々の参加者から集めるのではなく、代表を窓口にするの。
整理すると、団体・グループ契約は『契約責任者を通じて契約』『旅行者名簿の提出』『契約責任者に代理権』の三点が柱です。
なるほどね!
幹事さんが窓口になるって考えれば分かりやすいや。
そのとおり。
契約責任者の役割と権限を押さえれば十分よ。
代表者が名簿を出して、みんなの契約をまとめるんですねぇ。
確認クイズ
募集型企画旅行の団体・グループ契約における契約責任者に関する記述として、正しいものはどれか。
- 契約責任者は、団体を構成する旅行者の契約締結に関する一切を代理する権限を有するとみなされる
- 契約責任者を立てず、参加者全員がそれぞれ個別に申込書を提出しなければならない
- 旅行者名簿の提出は不要である
- 旅行業者は、契約責任者ではなく参加者一人ひとりから申込金を受け取らなければならない
こたえを見る
正解: 1. 契約責任者は、団体を構成する旅行者の契約締結に関する一切を代理する権限を有するとみなされる
正解は選択肢1。契約責任者は団体構成員の契約締結に関する一切を代理する権限を有するとみなされる。2は代表者を通じて契約するため誤り、3は旅行者名簿を提出するため誤り、4は契約責任者から申込金を受け取るため誤り。