契約が成立すると、旅行会社は『契約書面』を渡します。さらに、日程がギリギリまで決まらない場合は『確定書面』が後から届きます。二種類の書面の役割を区別しましょう。
先生、契約したあとに送られてくる書類って、何のためにあるんですかぁ?
契約が成立したら、旅行業者は速やかに契約書面を旅行者に渡す義務があるの。
旅行日程やサービス内容、旅行代金などが書かれているわ。
補足すると、契約書面に旅行日程や運送・宿泊機関名を確定して記載できない場合があります。
そのとき、契約書面には確定状況を記し、後日あらためて確定書面を交付します。
確定書面って、いわゆる最終日程表のことなの?
そう、最終旅行日程表のことよ。
宿泊するホテル名や利用する便が確定した内容として記載されるの。
その確定書面って、いつまでに渡してもらえるんですかぁ?
原則として、旅行開始日の前日まで、ただし旅行開始日の前々日以降に契約した場合は旅行開始日までに交付するの。
整理すると、契約書面が『契約時に渡す基本の書面』、確定書面が『最終的に確定した日程を後で知らせる書面』です。
役割の違いがポイントですね。
なるほどね!
あたし、旅行前日にホテル名の書いた紙が届いたことある。
あれが確定書面だったのか。
そのとおり。
二つの書面がいつ・何のために交付されるかを区別できれば十分よ。
契約書面が先、確定書面が最終版、って覚えますねぇ。
確認クイズ
募集型企画旅行契約の書面に関する記述として、正しいものはどれか。
- 契約書面は、旅行が終了した後に旅行者へ交付される
- 確定書面(最終旅行日程表)は、確定した運送・宿泊機関名などを記載して交付される
- 確定書面は、旅行終了後に交付されればよい
- 契約書面と確定書面は、常に同一の一枚の書面として交付しなければならない
こたえを見る
正解: 2. 確定書面(最終旅行日程表)は、確定した運送・宿泊機関名などを記載して交付される
正解は選択肢2。確定書面(最終旅行日程表)は、契約書面で確定記載できなかった宿泊機関名などを確定して交付する書面。1は契約書面は契約成立後速やかに交付するため誤り、3は確定書面は原則前日までのため誤り、4は状況により別々に交付されるため誤り。