片道601km以上を往復すると運賃が1割引になる「往復割引」は、往復乗車券の発売終了とともに、2026年3月で終了しました。いまの切符の買い方と運賃の出し方を、計算例と検算で確認しましょう。
往復の切符って、行きと帰りで安くなることがあるって聞いたんですけど…?
往復割引のことね。
片道の営業キロが601km以上の行程を往復すると、行き・帰りとも運賃が1割引になる制度だったけれど、いまは終了しているのよ。
補足すると、JRグループは往復乗車券と連続乗車券の発売を2026年3月13日で終了し、あわせて往復割引の取扱いも終了しました。
えっ、じゃあ往復するときは、どうやって切符を買うの?
2026年3月14日からは、片道乗車券を2枚買うの。
では例で計算しましょう。
片道601km以上の区間で、片道運賃が9,730円とするわね。
割引はないから、行きも帰りも9,730円。
往復の運賃は9,730×2=19,460円よ。
終了前は、片道9,730×0.9=8,757円の10円未満を切り捨てて8,750円、往復で8,750×2=17,500円でした。
いまと前とで、どれだけ違うのかな?
検算しましょう。
19,460−17,500=1,960円。
これが、なくなった割引額ね。
古い教材や過去問の「往復割引で1割引」は、いまの制度では使わないわ。
往復は片道乗車券を2枚、割引はなし。
覚えました!
確認クイズ
JRで片道601km以上の区間を往復する場合の乗車券について、現在の取扱いとして正しいものはどれか。
- 往復乗車券を買うと、往復の営業キロの合計に応じて運賃が1割引になる
- 往復乗車券の発売と往復割引は終了しており、片道乗車券を2枚買う
- 往復乗車券を買うと、運賃と特急料金の両方が1割引になる
- 片道の営業キロが101km以上なら、だれでも往復割引を受けられる
こたえを見る
正解: 2. 往復乗車券の発売と往復割引は終了しており、片道乗車券を2枚買う
往復乗車券・連続乗車券の発売は2026年3月13日で終了し、往復割引の取扱いも終了しました。正解は選択肢2。現在は片道乗車券を2枚買い、運賃はそれぞれの片道運賃になります。