学生には運賃の割引があります。適用の距離条件と割引率、そして端数の切り捨てを、計算例でしっかり区別しましょう。
学割って、学生ならどんな距離でも使えるの?
距離の条件があるのよ。学生割引は、片道の営業キロが101km以上のときに使えて、運賃が2割引になるの。
補足すると、対象は指定校の学生で、学校が発行する学割証が必要です。
2026年3月14日からは、学割証1枚で片道の割引乗車券を2枚まで買えるので、往復でも1枚で足ります。
2割引だと、端数はどうなるんですかぁ?
10円未満を切り捨てるのがルールよ。
例で見ましょう。
営業キロ150km、片道運賃が8,270円の区間としましょうか。
8,270×0.8=6,616円。
10円未満を切り捨てると6,610円。
これが学割運賃ね。
検算します。
割引前8,270円と割引後6,610円の差は1,660円。
ちょうど2割の1,654円に、切り捨てた6円を足した額と一致します。
距離は101km以上、割引は2割、端数は切り捨て。
学割証は1枚で片道2枚まで、だね!
そのとおり。
ちなみに、片道601km以上の往復で使えた往復割引は2026年3月に終了したから、学割と重ねる計算は、いまの制度では出てこないわ。
古い教材を見るときは気をつけてね。
条件と割引率をセットで覚えるのが近道ですねぇ。
確認クイズ
学生割引(学割)の条件・計算として正しいものはどれか。
- 片道の営業キロが51km以上で、運賃が3割引になる
- 片道の営業キロが101km以上で、運賃が2割引・10円未満切り捨て
- 片道の営業キロが601km以上のときに限り、運賃が2割引になる
- 割引後の端数は10円未満を切り上げる
こたえを見る
正解: 2. 片道の営業キロが101km以上で、運賃が2割引・10円未満切り捨て
101km以上・運賃2割引・10円未満切り捨てが正しく、正解は選択肢2。選択肢1は距離・割引率が誤り、選択肢3は距離条件が誤り(601km以上に限られず、101km以上で使える)、選択肢4は端数の処理方向が逆です。